Notes photos and somethin bout this Big Circle

231025 Taipei Taiwan

南へと歩いて大安公園へ向かった。特に晴れていたから、歩いていていつもより汗をかいた気がした。

昼は豚の角煮ののった控肉飯を食べたかったが、指差しした料理が違ったようだ。招牌鶏魯便當と食堂の女性は言った。蒸した鶏肉と魯肉飯の2色丼であった。食べたかったものではないが、仕方がないだろう。何を食べても美味いのは幸いだった。控肉飯の発音を聞いておくんだったと店を出てから気がついた。

デパートを横切って、騎楼を歩いた。ビル風が通りを心地よく抜けていた。

公園のあたりは、レンガの積まれたクラシックマンションからインダストリアルなデザインの白と黒のマンションが並んでいた。緑の茂る閑静なマンション街のようだ。

歩いて一周するのにはちょうど良い広さの公園だ。周回は2kmほどだろう。自分の好みの場所を探した。しばらくこの公園にいたかったのだ。小高い丘には小さな音楽堂がある。広くひらけた原っぱもあれば、小さな池もあった。バスケットコートがある。ここが良いと、近くのベンチへ腰掛けた。顔つきが似ている。きっと兄弟だろう。2人がバスケットボールをしているのを眺めていた。そういえばバスケなんてずいぶんやっていないなと思った。

ベンチに座りながら、公園も懲りずに好きだなと辺りを見渡した。昼間の休憩だって私はよく公園のベンチに佇んでいる。芝生に広げられた敷物に、日差しが当たっていた。中年女性達の会話。老人の昼寝。蚊に刺されないのかと心配になった。近頃、刺されてばかりだから蚊にはもう懲り懲りである。子供達が駆けていった。目で追いかける。奥には色とりどりのオウムを持った男性がいた。パフォーマーか定かでないが、オウムを中心に公園の人々が集まっていた。

確かによく両親には大小様々な公園へ連れて行ってもらった。原っぱはいくら走っても終わりがなくて、滑り台には腕も使って登っていた頃の、ふと昔の自分を思った。

日差しが優しくなる頃には、人々がバスケットコートにやってきた。60は超えているだろう男性がタンクトップを着て、黙々とシュート練習に励んでいた。息子達と練習にやってきたパパもいた。地元の中学生は思春期の雰囲気を纏って、まとまってやってきた。

行きに通り過ぎていた珈琲店でコーヒーを1杯飲んで帰った。外の通路にかかる小さなテーブルから住宅ビルが見えた。夕陽に照らされたベランダや窓の鉄格子は、黄金色に輝き、まるで宮殿の一部のようだった。帰宅中の原付バイクが通り過ぎる。私は台湾にいるのだと感じた。

夜食は控肉飯であった。陳さんに昼食をうまく注文できなかったと言ったら、行きましょうとご馳走いただいた。与えられることはまだ続くらしい。

持ってきた文庫本の旅行記では、旅人は私と違った暮らしをしていた。あまり他人の旅を見ても仕方がないのだろう。彼の目指す旅と私の目指す旅は違うらしい。私はこの街で人々がどう日々を過ごしているのか見たい。英語だと、I want to see how people is livingになるだろう。生きている様子を垣間見たい。それだけで十分だと思った。ただ、もしかしたらあまり世界で人々の様子は変わらないのかもしれない。

変わるのだろうか。これから確かめてみるのだろう。

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